table

table.cell #

この関数は、テーブルのセルを定義してその属性を設定します。

table.cell(table_id, column, row, text, width, height, text_color, text_halign, text_valign, text_size, bgcolor) → void

引数 #


table_id (series[table])	テーブルオブジェクト。
column (series[integer])	セルの列のインデックス。ナンバリングは 0 から始まります。
row (series[integer])	セルの行のインデックス。ナンバリングは 0 から始まります。
text (series[string])	セル内に表示されるテキスト。オプションの引数でデフォルトは空の文字列です。
width (series[float])	インジケーターの表示領域に対するセルの幅のパーセンテージ。オプションの引数です。デフォルトでは、セル内のテキストに基づいて幅が自動的に調整されます。値 0 でも同じ効果が得られます。
height (series[float])	インジケーターの表示領域に対するセルの高さのパーセンテージ。オプションの引数です。デフォルトでは、セル内のテキストに基づいて高さが自動的に調整されます。値 0 でも同じ効果が得られます。
text_color (series[color])	テキストの色。オプションの引数でデフォルトは color.black です。
text_halign (series[string])	セル内のテキストの水平方向の配置。オプションの引数でデフォルト値は text.align_center です。可能な値は text.align_left, text.align_center, text.align_right です。
text_valign (series[string])	セル内のテキストの垂直方向の配置。オプションの引数でデフォルト値は text.align_center です。可能な値は text.align_top, text.align_center, text.align_bottom です。
text_size (series[string])	テキストのサイズ。オプションの引数でデフォルト値は size.normal です。可能な値は size.auto, size.tiny, size.small, size.normal, size.large, size.huge です。
bgcolor (series[color])	テキストの背景色。オプションの引数でデフォルトは無色です。

備考 #

この関数は、テーブル自体は作成しませんが、テーブルのセルを定義します。この関数を使用するには、まず table.new でテーブルオブジェクトを作成する必要があります。
table.cell を呼び出すたびに、以前に定義したセルのプロパティがすべて上書きされます。table.cell を2回続けて呼び出した場合、例えば1回目は text=‘Test Text’ を指定し、2回目は text_color=color.red を指定して、新しいテキスト引数を指定せずに ‘text’ のデフォルト値を空の文字列とすると、‘Test Text’ が上書きされ、セルには空の文字列が表示されます。セルのプロパティを変更したい場合は、table.cell_set_*() 関数を使用してください。
1つのスクリプトで表示できるテーブルは、それぞれの場所に1つだけです。複数のバーで table.cell を使用してセルの同じ属性を変更した場合（例えば、1本目のバーでセルの背景色を赤に変更し、2本目のバーで黄色に変更）、最後の変更のみがテーブルに反映されます（つまり、セルの背景は黄色になります）。関数の呼び出しを可能な限り if barstate.islast ブロックで囲み、実行を系列の最後のバーに限定することで、セルのプロパティの不必要な設定を避けることができます。

table.cell_set_bgcolor #

この関数は、セルの背景色を設定します。

table.cell_set_bgcolor(table_id, column, row, bgcolor) → void

引数 #


table_id (series[table])	テーブルオブジェクト。
column (series[integer])	セルの列のインデックス。ナンバリングは 0 から始まります。
row (series[integer])	セルの行のインデックス。ナンバリングは 0 から始まります。
bgcolor (series[color])	テキストの背景色。

table.cell_set_height #

この関数は、セルの高さを設定します。

table.cell_set_height(table_id, column, row, height) → void

引数 #


table_id (series[table])	テーブルオブジェクト。
column (series[integer])	セルの列のインデックス。ナンバリングは 0 から始まります。
row (series[integer])	セルの行のインデックス。ナンバリングは 0 から始まります。
height (series[float])	チャートウィンドウに対するセルの高さのパーセンテージ。0 を渡すと、セル内のテキストに基づいて幅が自動調整されます。

table.cell_set_text #

この関数は、指定したセルにテキストを設定します。

table.cell_set_text(table_id, column, row, text) → void

引数 #


table_id (series[table])	テーブルオブジェクト。
column (series[integer])	セルの列のインデックス。ナンバリングは 0 から始まります。
row (series[integer])	セルの行のインデックス。ナンバリングは 0 から始まります。
text (series[string])	セル内に表示されるテキスト。

例 #

//@version=4
study("TABLE example")

var tLog = table.new(position = position.top_left, rows = 1, columns = 2, bgcolor = color.yellow, border_width=1)
table.cell(tLog, row = 0, column = 0, text = "sometext", text_color = color.blue)
table.cell_set_text(tLog, row = 0, column = 0, text = "sometext")

table.cell_set_text_color #

この関数は、セル内のテキストの色を設定します。

table.cell_set_text_color(table_id, column, row, text_color) → void

引数 #


table_id (series[table])	テーブルオブジェクト。
column (series[integer])	セルの列のインデックス。ナンバリングは 0 から始まります。
row (series[integer])	セルの行のインデックス。ナンバリングは 0 から始まります。
text_color (series[color])	テキストの色。

table.cell_set_text_halign #

この関数は、セルのテキストの水平方向の配置を設定します。

table.cell_set_text_halign(table_id, column, row, text_halign) → void

引数 #


table_id (series[table])	テーブルオブジェクト。
column (series[integer])	セルの列のインデックス。ナンバリングは 0 から始まります。
row (series[integer])	セルの行のインデックス。ナンバリングは 0 から始まります。
text_halign (series[string])	セルのテキストの水平方向の配置。可能な値は text.align_left, text.align_center, text.align_right です。

table.cell_set_text_size #

この関数は、セルのテキストのサイズを設定します。

table.cell_set_text_size(table_id, column, row, text_size) → void

引数 #


table_id (series[table])	テーブルオブジェクト。
column (series[integer])	セルの列のインデックス。ナンバリングは 0 から始まります。
row (series[integer])	セルの行のインデックス。ナンバリングは 0 から始まります。
text_size (series[string])	テキストのサイズ。可能な値は size.auto, size.tiny, size.small, size.normal, size.large, size.huge です。

table.cell_set_text_valign #

この関数は、セルのテキストの垂直方向の配置を設定します。

table.cell_set_text_valign(table_id, column, row, text_valign) → void

引数 #


table_id (series[table])	テーブルオブジェクト。
column (series[integer])	セルの列のインデックス。ナンバリングは 0 から始まります。
row (series[integer])	セルの行のインデックス。ナンバリングは 0 から始まります。
text_valign (series[string])	セルのテキストの垂直方向の配置。可能な値は text.align_top, text.align_center, text.align_bottom です。

table.cell_set_width #

この関数は、セルの幅を設定します。

table.cell_set_width(table_id, column, row, width) → void

引数 #


table_id (series[table])	テーブルオブジェクト。
column (series[integer])	セルの列のインデックス。ナンバリングは 0 から始まります。
row (series[integer])	セルの行のインデックス。ナンバリングは 0 から始まります。
width (series[float])	チャートウィンドウに対するセルの幅のパーセンテージ。0 を渡すと、セル内のテキストに基づいて幅が自動調整されます。

table.clear #

この関数は、表からセルまたは一連のセルを削除します。セルは、start_column と start_row で左上隅を、end_column と end_row で右下隅を指定した矩形状に削除されます。

table.clear(table_id, start_column, start_row, end_column, end_row) → void

引数 #


table_id (series[table])	テーブルオブジェクト。
start_column (series[integer])	削除する最初のセルの列のインデックス。ナンバリングは 0 から始まります。
start_row (series[integer])	削除する最初のセルの行のインデックス。ナンバリングは 0 から始まります。
end_column (series[integer])	削除する最後のセルの列のインデックス。オプションの引数でデフォルトは start_column で使用される引数です。ナンバリングは 0 から始まります。
end_row (series[integer])	削除する最後のセルの行のインデックス。オプションの引数でデフォルトは start_row で使用される引数です。ナンバリングは 0 から始まります。

例 #

//@version=4
study("A donut", overlay=true)
if barstate.islast
    colNum = 8, rowNum = 8
    padding = "◯"
    donutTable = table.new(position.middle_right, colNum, rowNum)
    for c = 0 to colNum - 1
        for r = 0 to rowNum - 1
            table.cell(donutTable, c, r, text=padding, bgcolor=#face6e, text_color=color.new(color.black, 100))
    table.clear(donutTable, 2, 2, 5, 5)

table.delete #

この関数は、表を削除します。

table.delete(table_id) → void

引数 #


table_id (series[table])	テーブルオブジェクト。

例 #

//@version=4
study("table.delete example")
var testTable = table.new(position = position.top_right, columns = 2, rows = 1, bgcolor = color.yellow, border_width = 1)
if barstate.islast
    table.cell(table_id = testTable, column = 0, row = 0, text = "Open is " + tostring(open))
    table.cell(table_id = testTable, column = 1, row = 0, text = "Close is " + tostring(close), bgcolor=color.teal)
if barstate.isrealtime
    table.delete(testTable)

table.new #

この関数は、新しい表を作成します。

table.new(position, columns, rows, bgcolor, frame_color, frame_width, border_color, border_width) → series[table]

戻り値 #

他の table.*() 関数に渡すことができるテーブルオブジェクトのID。

引数 #


position (series[string])	表の位置。可能な値は position.top_left, position.top_center, position.top_right, position.middle_left, position.middle_center, position.middle_right, position.bottom_left, position.bottom_center, position.bottom_right です。
columns (series[integer])	表の列数。
rows (series[integer])	表の行数。
bgcolor (series[color])	表の背景色。オプションの引数でデフォルトは無色です。
frame_color (series[color])	表の外枠の色。オプションの引数でデフォルトは無色です。
frame_width (series[integer])	表の外枠の幅。オプションの引数でデフォルトは 0 です。
border_color (series[color])	セルの境界線（外枠以外）の色。オプションの引数でデフォルトは無色です。
border_width (series[integer])	セルの境界線（外枠以外）の幅。オプションの引数でデフォルトは 0 です。

例 #

//@version=4
study("table.new example")
var testTable = table.new(position = position.top_right, columns = 2, rows = 1, bgcolor = color.yellow, border_width = 1)
if barstate.islast
    table.cell(table_id = testTable, column = 0, row = 0, text = "Open is " + tostring(open))
    table.cell(table_id = testTable, column = 1, row = 0, text = "Close is " + tostring(close), bgcolor=color.teal)

備考 #

この関数は、テーブルオブジェクト自体を作成しますが、セルにデータが入力されるまでテーブルは表示されません。セルを定義し、その内容や属性を変更するには、table.cell と他の table.cell_*() 関数を使用してください。
1回の table.new の呼び出しで、表示できるテーブルは1つ（最後に描画されたもの）だけですが、この関数自体は、使用される各バーで再計算されます。パフォーマンス上の理由から、table.new は var キーワード（最初のバーでのみテーブルオブジェクトが作成されます）、または if barstate.islast ブロック（最後のバーでのみテーブルオブジェクトが作成されます）と組み合わせて使用する事が賢明です。

table.set_bgcolor #

この関数は、表の背景色を設定します。

table.set_bgcolor(table_id, bgcolor) → void

引数 #


table_id (series[table])	テーブルオブジェクト。
bgcolor (series[color])	表の背景色。オプションの引数でデフォルトは無色です。

table.set_border_color #

この関数は、表のセルの境界線（外枠以外）の色を設定します。

table.set_border_color(table_id, border_color) → void

引数 #


table_id (series[table])	テーブルオブジェクト。
border_color (series[color])	境界線の色。オプションの引数でデフォルトは無色です。

table.set_border_width #

この関数は、表のセルの境界線（外枠以外）の幅を設定します。

table.set_border_width(table_id, border_width) → void

引数 #


table_id (series[table])	テーブルオブジェクト。
border_width (series[integer])	境界線の幅。オプションの引数でデフォルトは 0 です。

table.set_frame_color #

この関数は、表の外枠の色を設定します。

table.set_frame_color(table_id, frame_color) → void

引数 #


table_id (series[table])	テーブルオブジェクト。
frame_color (series[color])	表の外枠の色。オプションの引数でデフォルトは無色です。

table.set_frame_width #

この関数は、表の外枠の幅を設定します。

table.set_frame_width(table_id, frame_width) → void

引数 #


table_id (series[table])	テーブルオブジェクト。
frame_width (series[integer])	表の外枠の幅。オプションの引数でデフォルトは 0 です。

table.set_position #

この関数は、表の位置を設定します。

table.set_position(table_id, position) → void

引数 #


table_id (series[table])	テーブルオブジェクト。
position (series[string])	表の位置。可能な値は position.top_left, position.top_center, position.top_right, position.middle_left, position.middle_center, position.middle_right, position.bottom_left, position.bottom_center, position.bottom_right です。

table.cell #

引数 #

備考 #

関連 #

table.cell_set_bgcolor #

引数 #

関連 #

table.cell_set_height #

引数 #

関連 #

table.cell_set_text #

引数 #

例 #

関連 #

table.cell_set_text_color #

引数 #

関連 #

table.cell_set_text_halign #

引数 #

関連 #

table.cell_set_text_size #

引数 #

関連 #

table.cell_set_text_valign #

引数 #

関連 #

table.cell_set_width #

引数 #

関連 #

table.clear #

引数 #

例 #

関連 #

table.delete #

引数 #

例 #

関連 #

table.new #

戻り値 #

引数 #

例 #

備考 #

関連 #

table.set_bgcolor #

引数 #

関連 #

table.set_border_color #

引数 #

関連 #

table.set_border_width #

引数 #

関連 #

table.set_frame_color #

引数 #

関連 #

table.set_frame_width #

引数 #

関連 #

table.set_position #

引数 #

関連 #